2012年のルマン24時間耐久レースやWEC(世界耐久選手権)に、トヨタ自動車が投入するニューマシン、「TS030ハイブリッド」。同車の初テストでは、EVモードでのピット走行が披露された。
TS030ハイブリッドには、新開発の3.4リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載。フロントにアイシンエィ・ダブリュ製、リアにデンソー製のモーターを組み合わせる。また二次電池の役割として、日清紡ホールディングスが開発したキャパシタストレージを採用する。
TS030ハイブリッドの初テストは、フランス・ポールリカールで実施。ピットレーンからのスタートでは、まずモーターだけで走行し、その後エンジンが始動するというシーンが見られた。
トヨタの市販ハイブリッド車と全く同じTS030ハイブリッドの興味深いスタートシーンは、動画共有サイト経由で見ることができる。