車いすユーザーのための電動モビリティWHILLが報告会を開催

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昨年の東京モーターショーにおけるWHILLの展示
  • 昨年の東京モーターショーにおけるWHILLの展示
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昨2011年の東京モーターショーでも展示された、車いす装着型電動モビリティ『WHILL』の研究開発を行うTeam WHILLは1月21日、東京のSHIBAURA HOUSE田町において報告会を開催した。会の模様はUstreamでも配信された。

報告会ではまず、Team WHILL代表の杉江理氏によって、WHILLのコンセプトやデザインについての説明が行われ、その後エンジニアによって技術説明や使用方法、現時点での技術的課題などが発表された。

その後、神奈川県総合リハビリテーションセンターで車いすの研究開発を行う沖川悦三氏、車いすユーザーでもある社団法人国際せきずい損傷リハビリテーション協会の伊佐拓哲氏を交えたトークセッションを行ったあと、質疑応答、懇親会へと進んだ。

またTeam WHILLでは研究開発において、クラウドファンディング(インターネットによる資金調達プラットフォーム)の「Campfire」を活用しており、現時点までに101万500円の資金が集まったことも発表された。

Team WHILL代表の杉江氏は今後の展開について、今年春に組織の法人化を行ったあと、日本のほか車いすユーザーが多い米国でユーザー調査を始め、夏には限定販売を始めたいと語っていた。

《森口将之》

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