9日、米国で開幕したデトロイトモーターショー12。ポルシェブースの主役は、新型『911』のオープンモデル、「911カブリオレ」だ。
新型911カブリオレのハイライトは、新設計のソフトトップ。幌を支えるフレーム素材には、マグネシウムを使用するなどして軽量化。ポルシェによると、先代比で車両重量を大幅に抑えることに成功したという。
またポルシェは今回、デトロイトモーターショーの会場で、新型911カブリオレのソフトトップの開閉をデモンストレーション。フルオートのトップの開閉にかかる所要時間は約12秒で、先代(997型)の約20秒から大幅に短縮した。
また、そのままオープンスイッチを押し続けると、リアシート後方からディフレクターが立ち上がり、キャビンへの風の巻き込みが抑えられる。オープン走行時の快適性に、いっそう配慮したのが、新型911カブリオレといえる。