ヒュンダイ、米デザイン部門のトップにBMWからヘッドハンティング

自動車 ビジネス 企業動向
米国カリフォルニア州のヒュンダイのデザインセンター(参考画像)
  • 米国カリフォルニア州のヒュンダイのデザインセンター(参考画像)

米国市場で存在感を増している韓国ヒュンダイモーター(以下、ヒュンダイ)。同社が米国のデザイン部門のトップに、BMWのデザイナーをヘッドハンティングしたことが分かった。

これは22日、ヒュンダイの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカが公表したもの。カリフォルニア州のヒュンダイデザインセンターのチーフデザイナーに、クリストファー・チャップマン氏を起用するとアナウンスされたのだ。

クリストファー・チャップマン氏は1989年、いすゞの米国デザイン部門へ入社。1993年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカー、『XU-1』などを手がけた。

1994年には、BMWの米国デザイン部門へ転職。初代『X5』や『1シリーズ』のデザインを担当した。2002年には、BMWのデザインディレクターに就任。最近では新型『X3』や『Z4』などが、同氏の指揮の下で生み出されている。

クリストファー・チャップマン氏は今後、ヒュンダイの米国向け新型車やコンセプトカーのデザインを統括する立場に。ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフシック社長兼CEOは、「チャップマン氏の才能が、ヒュンダイ車のデザインをさらに進化させるだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集