12月1日、次世代環境車&環境技術における中長期的な協力関係を構築することで合意したトヨタ自動車とBMWグループ。この合意内容に含まれるBMWからトヨタへのディーゼルエンジン供給に関して、興味深い情報をキャッチした。
これは21日、英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「BMW製ディーゼルを最初に搭載するトヨタ車は、次期『オーリス』になるだろう」と伝えたのだ。
オーリスは、欧州最量販ゾーンのCセグメントに属するハッチバック車。トヨタとBMWの合意では、「トヨタモーターヨーロッパ (TME)が、2014年から欧州市場で販売予定のトヨタ車用の排気量1.6および2.0リットルディーゼルをBMWが供給する」と定められており、同メディアによると、これが次期オーリスを指すという。
同メディアは、「次期オーリスがBMW製ディーゼルを得ることで、フォルクスワーゲン『ゴルフ』やフォード『フォーカス』などの競合車には、大きなインパクトを与えるだろう」とレポートしている。