フェラーリ・ジャパンは2012年3月16~18日に、鈴鹿サーキットにおいて、日本で行うフェラーリイベントでは最大規模となる『フェラーリ・レーシング・デイズ2012』を開催すると発表した。
このイベントはフェラーリオーナー向けのイベントで、さらなる顧客満足の向上を目的とした活動の一環であり、これまで開催してきた『フェラーリ・フェスティバル』の新たな一歩となるものである。
主な開催内容は、日本初の『フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・アジアパシフィック2012』の開幕戦や、サーキット専用車の『FXX』や『599XX』のデモンストレーション走行。また、フェラーリF1サードドライバーのマルク・ジェネが来日し、F1マシンのデモンストレーション走行も行う予定だという。
また、最新のフェラーリだけではなく、『フェラーリ・クラシケ』と称し、フェラーリのヒストリックカーを展示し、コンクールも行われる。
フェラーリ・ジャパン 代表取締役 ジェネラル・マネージャーのハーバート・アプルロス氏は、「このイベントはオーナー向けですが、一般のフェラーリファンにも、フェラーリの世界を体験してもらいたいので、入場してもらえます。そして、その入場料の10%を石巻市に寄付する予定です」という。石巻市はローマにあるチヴィタヴェッキアの姉妹都市であり、フェラーリはこれまでも東日本大震災の復興サポートの一環として寄付金を送るなどの活動を行っている。
そして最後に、「石巻市の2つの放課後児童倶楽部の子供たちを招待し、我々のイベントを見てもらうことで、将来に対しての明るい希望を持ってもらえる、そんな刺激になればいいと思います」と語った。