BMW 6シリーズ に4ドアクーペ誕生…グランクーペ

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BMW6シリーズ・グランクーペ
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BMWは11日、『6シリーズ・グランクーペ』の概要を明らかにした。「カブリオレ」、「クーペ」に続いて登場した新型『6シリーズ』の第3のバリエーションで、6シリーズ初の4ドアクーペだ。

BMWは2010年4月、北京モーターショー10において、『コンセプト・グランクーペ』を初公開。6シリーズ グランクーペは、その市販バージョンに当たる。コンセプトカーのデザインが、ほぼそのまま市販車に反映された。

6シリーズ・グランクーペのボディサイズは、全長5007×全幅1894×全高1392mm、ホイールベース2968mm。2ドアクーペに対して、約110mm延びた全長とホイールベースが特徴だ。この部分は、後席乗員の空間に充てられた。

エンジンは他の6シリーズと共通で、ガソリンは2種類。「640i」は直噴3.0リットル直列6気筒ターボで、最大出力は320ps/5800-6000rpm、最大トルクは45.9kgm/1300-4500rpm。0-100km/h加速は5.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。

「640i」は直噴4.4リットルV型8気筒ツインターボで、最大出力は450ps/5500-6000rpm、最大トルクは66.3kgm/2000-4500rpm。クーペやカブリオレよりも、43ps、5.1kgmパワフルになっており、0-100km/h加速は4.5秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力だ。

6シリーズグランクーペは、2012年3月に開催されるジュネーブモーターショー12で、ワールドプレミアを飾る見込み。競合車には、メルセデスベンツ『CLS』やアウディ『A7スポーツバック』を想定している。

《森脇稔》

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