GSユアサ、産業用リチウムイオン電池モジュールが電気バスに初めて採用

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GSユアサは、産業用リチウムイオン電池モジュール「LIM50E-8」が民間企業で初めて導入された電気バスに採用されたと発表した。

LIM50E-8は、大型リチウムイオン電池のパイオニアとして同社が長年培ってきたノウハウを結集して開発したリチウムイオン電池。従来のリチウムイオン電池と比較して体積エネルギー密度を50%以上向上しており、電気バス以外にも無停電電源装置(UPS)や電力貯蔵装置など、高容量用途に適している。

LIM50E-8電池を採用した電気バスは、早稲田大学理工学術院の紙屋雄史教授の監修のもと「短距離走行・高頻度充電」を特長として開発されており、電池の搭載容積や質量を大幅に削減している。

今回、サントリーは工場見学用のバスの運行状況や条件に適していることから、民間企業として初めて電気バスの導入を決定した。10月29日から山梨県にあるサントリー天然水南アルプス白州工場の見学ツアーに、この電気バスが利用されている。

《レスポンス編集部》

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