日産自動車が市販を前提に第42回東京モーターショーに出品する『NV350キャラバン』。そのインテリアは機能的で広がり感を意識したデザインとなっている。
デザイン本部プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの倉岡享一さんは、「このようなクルマのインストはかなり薄く(車両前後方向)作るので、センタークラスターが飛び出したり、様々な不釣り合いなことが起きるものですが、それをできるだけすっきりと凸凹の少ないデザインにしました」という。
また、「『NV200』と同様、日産の商用車としての考えで、上が黒で下がグレーとし、横方向に広がりのあるインストに見せるようにデザインしています」と語った。