ルノー日産が、インドの超低価格車、タタモーターズの『ナノ』に対抗する超低価格車の開発に本腰を入れると、23日にフランスの『ラ・トリビューン』紙が報じた。
同メディアがルノー関係者から得た情報として、「ルノー日産が価格2500ユーロ(約26万円)クラスの超低価格車の開発に乗り出す」と伝えたのだ。
この超低価格車は、インド大手のタタモーターズが発売しているナノに対抗するのが狙い。ナノのインド現地ベース価格は、14万ルピー(約21万円)である。
ルノー日産による超低価格車の具体的な中身は現時点では不明だが、2012年1月にも新たなプロジェクトが立ち上げられる見込み。一時はプロジェクトからの離脱も取り沙汰されていたインド第2位の二輪メーカーで、三輪車も手がけるバジャージオートが、生産を行うと見られている。