21日開幕した2011年広州モーターショーで、ホンダの中国四輪車生産販売合弁会社の2社、広汽本田汽車(広汽ホンダ)と東風本田汽車(東風ホンダ)が共同で出展した。
ホンダの共同ブースでは「Movement」をコンセプトに、ホンダが中国市場で展開する商品や技術を提案し、新たな動きを作っていきたいというメッセージを発信する。
共同ブースでは、来年発売予定のハイブリッド車『インサイト』、『CR-Z』、『フィット・ハイブリッド』や、今年11月に広州で実証実験を開始した電気自動車『フィットEV』など電動化の技術を展示している。
さらに、ホンダのヒューマノイドロボット研究から生まれるロボティクス技術と応用製品群「Honda Robotics」の成果である前後左右や斜めへの自由自在な動きをコンパクトな一輪車スタイルで実現した『U3-X』を中国で初披露した。
また、東風ホンダは、来年発売予定の『エリシオン』のコンセプトモデルを展示。さらに、8代目『シビック』のプラットフォームを活用し中国の市場ニーズに基づいて自主開発した車について車名を『CIIMO』(中国語名=思銘)にすると発表した。