16日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー11。英国ジャガーカーズのブースでは、『XKR-Sコンバーチブル』がワールドプレミアを飾った。
『XKR-S』は2011年3月、ジュネーブモーターショーで発表。ジャガーの名車、『Eタイプ』のデビュー50周年を祝うモデルで、直噴5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーを積む『XKR』をベースに、さらなる高性能が図られた。
エンジンには吸排気系を中心にした専用チューンが施され、最大出力550ps、最大トルク69.3kgmを獲得。これはXKRに対して、40ps、7.1kgmの出力向上に当たる。
このエンジンをオープンボディの「XKシリーズ」に載せたのが、XKR-Sコンバーチブル。ジャガーによると、0-96km/h加速は4.2秒、最高速は300km/h(リミッター作動)と、クーペボディのXKR-Sとパフォーマンスは互角だという。
もちろん、パワーアップに対応して、サスペンションやブレーキなど、足回りも強化。ジャガーカーズは「ジャガーの量産車としては、史上最速のオープンカー」と説明している。