トヨタは7日、2012年シーズンから参戦するFIA世界耐久選手権(WEC)における起用ドライバーを発表。中嶋一貴(26歳:日本)、ニコラス・ラピエール(27歳:フランス)、アレックス・ブルツ(37歳:オーストリア)、3名の起用が決定した。
3名のドライバーは、来年に予定されている初回テストで、トヨタが開発するハイブリッドシステムを搭載したレーシング車両をドライブ。ルマン24時間耐久レースを含めた、WEC参戦へ向けた車両開発をすすめる。
FIA世界耐久選手権(WEC)は、ルマン24時間耐久レースを頂点とするシリーズ戦「ルマンシリーズ」として開催してきたものを、FIAとACO(フランス西部自動車クラブ)が、FIA世界耐久選手権と改めて2012年より開催するもの。開催初年度となる2012年シリーズは、ルマンに加え、欧州、米国、アジアで、シリーズ戦が計画されている。
トヨタは、レーシングハイブリッドシステムを搭載したプロトタイプ車で、2012年のシリーズ戦内、ルマンを含めた数戦に参戦を計画している。