国土交通省関東運輸局は14日、3台の車両に対してペーパー車検を行っていたとして、バッファローが運営するオートバックス北浦和店に対し、指定自動車整備事業の指定取り消しなどの行政処分を行った。
同局によると、埼玉運輸支局が特別監査を行ったところ、3台の車両について、事業場に入庫することなく、点検、整備および検査を全く行わずに保安基準適合証を交付し、不正に自動車検査証の有効期間更新手続きをを行っていたことが確認された。
17日付で指定整備事業の指定を取り消したほか、自動車検査員1名に解任命令を出し、自動車分解整備事業を17日から11月10日までの25日間停止する処分を行った。
バッファローでは「今後は、このようなことを引き起こすことのないよう、再発防止・コンプライアンス体制の強化に努めたい」としている。