BMWが14日、ドイツでワールドプレミアした新型『3シリーズ』。新型では、ガソリンエンジン搭載の主力グレード、「320i」が遅れて登場する。
新型3シリーズのガソリンエンジン搭載車は当初、2グレードのみの設定。3.0リットル直列6気筒ターボの「335i」と、2.0リットル直列4気筒ターボの「328i」の上級2車種がラインナップされている。
2012年の春に追加される320iは、328iと基本的に同じエンジンを積む。ただし、スペックはデチューンされる。
320i用の2.0リットル直列4気筒ターボは、最大出力184ps、最大トルク27.5kgmを発生。最大トルクは、1250rpmという低い回転数から上の常用域で引き出されるのが特徴だ。
ちなみに328iは、最大出力245ps/5000-6500rpm、最大トルク35.7kgm/1250-4800rpm。320iでは、出力が61ps、トルクが8.2kgm抑えられることになる。