渋滞で停止のクルマに後続の大型バス突っ込む

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8日午前9時ごろ、佐賀県鳥栖市内の九州自動車道・鳥栖ジャンクション(JCT)で、加速車線に停止していた軽乗用車に対し、後ろから進行してきた大型観光バスが追突する事故が起きた。この事故で双方の9人が軽傷を負っている。

佐賀県警・高速隊によると、現場は鳥栖市永吉町付近。長崎自動車道上り線から九州自動車道下り線に向けてランプウェイを進行していた大型観光バスが、九州道へ合流するための加速車線に停止していた軽乗用車に追突した。

双方の車両は中破。軽乗用車を運転していた福岡県福岡市内に在住する79歳の男性と、同乗していた80歳の女性、バスに乗車していた7人が打撲などの軽傷。この他、バスの乗客2人が気分不良を訴え、いずれも近くの病院へ収容されている。

事故当時、九州道下り線は交通集中による渋滞が発生していたが、軽乗用車は本線に合流することができず、加速車線で停止。これに気づかず進行してきた大型バスが追突したものとみられている。

警察ではバス側が前方不注意だった可能性が高いとみて、運転手から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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