GMは10日、11月16日に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー11において、『カマロZL1コンバーチブル』を初公開すると発表した。
カマロZL1は、『カマロ』の最強グレード。6.2リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンは、最大出力580ps、最大トルク76.9kgmと、歴代カマロ最強のパワーを発揮する。ドイツ・ニュルブルクリンクでは7分41秒27のラップタイムを記録。2009年に『カマロSS』が記録したタイムを、一挙に40秒近く短縮した。
今回GMは、クーペボディに続いて、オープンボディの『カマロコンバーチブル』へのZL1の拡大展開を発表。6.2リットルV型8気筒スーパーチャージャーのスペックは共通。米国では2013年モデルとして、2012年後半に発売される予定だ。
GMは、アストンマーチン『DB9ヴォランテ』が470ps、メルセデスベンツ『SL63AMG』が518ps、ポルシェ『911ターボS』が530ps、フォード『シェルビーGT500』が550psと、競合4車のスペックを提示。オープンカーとしては、異例の高出力を誇るカマロZL1コンバーチブルの優位性をアピールしている。