フィアットとクライスラー、新型ジープのイタリア生産で合意

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ジープ・グランドチェロキー
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2009年5月、資本提携を結んだイタリアのフィアットと米国のクライスラーグループ。両社の提携を生かした新型車の生産計画が公表された。

これは3日、フィアットが明らかにしたもの。同社の発表によると、2012年にイタリア・トリノ近郊のミラフィオリ工場の改修に着手。2013年後半から、クライスラーグループ傘下のジープブランドの新型車を、同工場で生産するという。

フィアットとクライスラーの両グループを率いるセルジオ・マルキオンネCEOは、「これは我々のイタリア工場のアップデート計画における重要なステップ。フィアットとクライスラーのパワートレインの共用化も進むだろう」と述べた。

なお、同工場で生産される新型ジープの詳細は、公表されていない。これについては、日産『ジューク』程度のボディサイズの小型クロスオーバーとの見方が有力だ。

《森脇稔》

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