クラシックカーで植樹 マロニエ・オートストーリー秋

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マロニエオートストーリー秋開催
  • マロニエオートストーリー秋開催
  • 川本信彦元ホンダ社長もご自身のラゴンダ・レイピアで参加。
  • このクルマはクライスラー・デソート。デソートは、クライスラー社の中級ブランドであった。
  • 非常にかわいらしいオースチン・A35。ちょっとだけレーシーに仕上げられている。
  • フェラーリ365GT/4BB
  • 足尾銅山にて。
  • 足尾銅山にて参加者全員で植樹をする。
  • マセラティ・ミストラル

『マロニエ・オートストーリー秋』が2日、宇都宮市農林公園 “ろまんちっく村”(栃木県宇都宮市)を中心に開催された。主催はマロニエ・オートスストーリー・フォーラム、宇都宮市農林公園 “ろまんちっく村”。

マロニエ・オートストーリーは春と秋の年2回開催されるクラシックカーイベントであるが、震災の影響で今年の春の開催は中止となり、秋のみとなった。

このイベントは、“クルマ”を末永く楽しむことができる環境づくりと、自動車文化を通じ社会貢献をめざそうと考え開催されてきたものだ。今回は一昨年と同様に、日光市(旧足尾町)に残る足尾銅山にて植林活動をしているNPO法人足尾に緑を育てる会の協力のもと、足尾銅山にミズナラやエノキ、コナラの苗木を100本、参加者全員で植樹を行った。このように、より環境を考える機会を作るなど、あまたあるクラシックカーイベントとは一線を画す、クルマと人、そして環境を考え、それを実践する稀有なイベントという印象であった。

さて、当日は朝8時にろまんちっく村をスタートし、一路高速で足尾銅山へ。そこで植林をした後、高速と一般道を絡めたコースを経てろまんちっく村へ戻る70kmほどのツーリングコースが設定され、参加車たちは交通マナーを守りながら、秋の空のもと、気持ちの良いツーリングを楽しんだようである。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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