【フランクフルトモーターショー11】アウディR8のEV、ほぼ市販版を公開

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2012年後半に発売されるアウディR8 eトロン クワトロのプロトタイプ
  • 2012年後半に発売されるアウディR8 eトロン クワトロのプロトタイプ
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アウディは13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11において、『R8』をベースにしたEVスポーツカー、『R8 eトロン クワトロ』のプロトタイプを披露した。

R8 eトロン クワトロは、2009年9月のフランクフルトモーターショーに、『eトロン』として出品。以来、世界各地のモーターショーで、その発展版が公開されてきた。今回のフランクフルトのR8 eトロン クワトロは、ほぼ市販バージョンだという。

従来モデルとの違いとして指摘できるのが、フロントマスク。『R8』のレーシングマシン、『R8LMS』と共通イメージのバンパーやボンネットフードが採用されたのが目を引く。カーボンファイバー製パーツも追加されている。

R8 eトロン クワトロは、前後アクスルにそれぞれ2個、合計4個のモーターを搭載。最大出力は313ps、最大トルクは459kgmという途方もない数値を引き出す。

2次電池は、蓄電容量53KWhのリチウムイオンバッテリー。4輪を駆動するクワトロとなり、0-100km/h加速4.8秒、最高速200km/h(リミッター作動)、最大航続距離250kmというパフォーマンスを実現する。

R8 eトロン クワトロは2012年後半に発売予定。ドイツ・ネッカーズウルムのアウディ子会社、クワトロで少量が限定生産される。

《森脇稔》

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