【フランクフルトモーターショー11】プジョー HX1、未来の高級MPVを提案

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プジョーの高級MPVコンセプト、HX1
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プジョーは29日、コンセプトカーの『HX1』の概要を明らかにした。実車は9月13日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー11で初公開される。

HX1は、未来の高級MPVを示唆したコンセプトカー。ボディサイズは、全長4954×全幅1990×全高1373mm。エアロダイナミクスを徹底追求したフォルムは、Cd値0.28を達成。長くワイドでありながら、背が低いのが特徴だ。フロントマスクは、新世代プジョーに共通するデザインを採用する。

室内へのアクセスも未来的。サイドドアが、前後ともスーパーカーのように上方へ大きく開くのが目を引く。インテリアはレザーやウッド、アルミなど、上質な素材を厳選。後席には、ミニバーやコーヒーマシンが備えられる。

パワートレインは、プジョーが推進する「ハイブリッド4」のプラグイン版。エンジンは2.2リットル直列4気筒ターボディーゼル「HDi」で、最大出力204psを発生。モーターは最大出力95psを引き出す。二次電池は、リチウムイオンバッテリーだ。

エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、299ps。エンジンが前輪、モーターが後輪を駆動する4WDとなる。モーター単独で最大30kmをゼロエミッション走行できることもあり、欧州複合モード燃費は31.2km/リットル、CO2排出量は83g/kmと、優れた環境性能を実現している。

《森脇稔》

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