日野自動車は9日、小型バス『ポンチョ』を改良し、ポスト新長期排出ガス規制に適合。あわせて2015年度燃費基準達成車を新たに設定して、発売を開始した。
同社では、ポスト新長期排出ガス規制に対応するにあたり、既に実績あるクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP(エア ループ)」を採用。環境性能を向上させた。
エア ループは、きれいな空気の循環を目指すクリーンディーゼルシステム。NOx・PMの低減はもちろん、CO2排出量を減らし、燃費も低減。ランニングコストを抑えると同時に、地球環境への負荷低減にも貢献する。
価格は、乗車定員36人、5速MTのロングボデー・都市型が1593万6900円。乗車定員29人、5速ATのショートボディ・都市型が1622万2500円。
両モデル合計で、年間300台の販売を目指す。