東急セキュリティは2日、同社が提供する交通ICカードPASMOなどを利用したTSマンションICセキュリティシステムについて、電気自動車向け充電機など、共用施設の利用認証に連携するサービスを提供開始すると発表した。
同システムでは、エントランス等の開錠のために利用しているPASMOを電気自動車充電機内に設置されるカードリーダにかざし、入退室管理システムで認証。充電機設備に対し居住者情報が送信され、充電用コネクターポートが利用可能となる。
また、同システムは電動アシスト機能付きレンタサイクル設備にも応用可能。PASMOを使った認証で、宅配ロッカー内に保管された自転車キーとバッテリーを取り出し可能とすることができる。
同社では、共用設備で居住者認証機能を利用可能とすることで、ますますPASMOによるセキュリティソリューションの付加価値は高まるとしている。