スマートのブースでは、コンセプトカーのスマート『フォースピード』(For speed)がデビューを飾った。
現行スマート『フォーツー』は2代目モデルに当たり、2007年春に登場。今回披露されたフォースピードは、次期スマートを示唆したコンセプトカーである。
コンセプトカーということもあり、ルーフやサイドウィンドウのない大胆なロードスターボディが目を引く。しかし、ヘッドライトやグリル、テールランプといったディティールは、次期モデルに反映される可能性が高いという。
フォースピードは、EVパワートレインを搭載。リアにレイアウトされるモーターは、最大出力40psを発生。センターコンソールのボタン操作でオーバーブーストがかかり、最大出力は7psプラスされる。
二次電池は、蓄電容量16.5kWhのリチウムイオンバッテリー。0-60km/h加速は5.5秒、最高速は120km/hの性能だ。1回の充電での最大135km走行可能。急速チャージャーを使えば、80%のバッテリー容量を45分で充電できる。
次期スマートは2014年、市販される見込み。フォーツーに加えて、4ドア4シーターの『フォーフォー』も復活を果たすと見られている。