ヨコハマ BluEarth-1、「低燃費AAAランク」の実力

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BluEarth-1 AAA specと従来品との比較
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横浜タイヤが1月31日に発表したエコタイヤ『BluEarth-1 AAAスペック』の試走会が都内で実施された。BluEarthは、2010年よりスタートした横浜タイヤのエコタイヤブランド。同年夏に発表した『BluEarth AE-01』を皮切りに、2011年1月にはミニバン専用の『BluEarth RV-01』とフラッグシップの位置づけであるBluEarth-1が相次いで発表された。

BluEarth-1 AAAスペックはその名のとおり、転がり抵抗性能グレードの等級制度で最高の「AAA」を獲得した低燃費タイヤ。

ナノブレンドゴムによる新コンパウンド技術や、空気漏れの低減を図るエアテックスの採用、構造の軽量化、そしてディンプル加工を施して空気抵抗の低減を図り、従来品(ES300/EF10)と比較してJC08モードでは6.5%の燃費改善と、23%のころがり抵抗値の低減を実現したという。

試走会では、その転がり抵抗の低さを明らかにするため、滑走台からの惰性走行で従来品とBlueEarth-1とが比較された。車両はカローラアクシオ、乗員を含む車重やタイヤ空気圧は全くの同一条件として、両車を比較。比較対象は同社のエコタイヤ『DNA ECOS』だ。

最初にスタートしたのはBluEarth-1装着車両。高さ2mほどの滑走台から惰性で駆け下りると、みるみるうちに距離を伸ばして報道陣がカメラを構えるスペースにまで到達し、最終的は85mにまで届いた。一方のDNA ECOSはまったく同じ条件で走ったが49.2mにとどまった。

実験車両には参加メディアから1人が同乗したが、その同乗者によると、「走り出しから勢いが違った」との弁。DNA ECOSも優れた省燃費性能が売りのタイヤだが、それに対してここまでの差が付けるは、これがAAAスペックの実力といったところだろうか。他社にもAAA認定のタイヤがあるが、これらとの比較も気になるところだ。

《北島友和》

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