アウディから、クラシカルかつ贅沢なEVが登場した。2月3日、ドイツで開幕するニュルンベルク国際玩具見本市で、一般公開される。
このモデルは、『アウトユニオン・タイプC eトロン』と命名。アウディの前身のアウトユニオンが1930年代に発売した名車、『タイプC』がモチーフだ。
アウトユニオン・タイプC eトロンは、ボディサイズが全長2320×全幅970mmと、実車の2分の1スケール。アウディが過去に限定発売したペダルカーをベースに、製作された。乗車定員は1名。アウディによると、子どもはもちろん、身長180cmの大人も乗車できるという。
車名の「eトロン」が示すように、このモデルはEV。最大トルク6kgmを引き出すモーターによって後輪を駆動し、最高速30km/hの性能を備える。二次電池はリチウムイオンバッテリーで、1回の充電で最大25kmを走行可能。充電時間は230Vソケットで約2時間だ。
このアウトユニオン・タイプC eトロンは、現時点ではスタディモデル。アウディは見本市での反応を見て、市販するかどうかを決定すると思われる。