フォードモーターは27日、2012年までにアイドリングストップを、北米で販売する主要車種に採用すると発表した。
同社のアイドリングストップは、「オートスタートストップ」システムと呼ばれる。2004年に『エスケープハイブリッド』に導入されたのを皮切りに、『フュージョンハイブリッド』などに採用を拡大。現在、北米で累計17万台にアイドリングストップが搭載されている。
フォードは今回、ハイブリッド車以外にもアイドリングストップの積極採用を宣言。2012年までに、北米向けの乗用車やSUVの主要車種に、オートスタートストップを搭載していく方針だ。
フォードによると、アイドリングストップによって、市街地燃費は最大10%向上。同社のBarb Samardzich副社長は「将来的には、世界規模でアイドリングストップの採用を進めたい」と語っている。