豊田章男社長は22日に横浜市で開いた新型『ヴィッツ』発表会で、「3代目のモデルチェンジは難しいが、ヴィッツらしさを継承しながら新しいものも打ち出すことができた」と、新型車をアピールした。
豊田社長は「2代目は初代モデルの多くを引き継ぐが、3代目は新機軸も出さなければならない」と、3代目の難しさを指摘。その3代目のデザインについては「精悍だが、ヴィッツならではのかたまり感を受け継いでいる」と、解説した。
社長就任以来、「もっといいクルマをつくろうよ」を社内向けのメッセージとしている。「いいクルマ」とは「私の人生をかける永遠のテーマだが、やはりお客様に選んでいただけるということ」という。
新型ヴィッツは、大きく4タイプを揃えており、「お客様が最後に自分の味付けができるようにもなっている。選んでいただけるクルマに仕上がった」と、ヒットへの期待を表明した。