BMW、メルセデスベンツ、アウディ。日本でも人気の「ドイツプレミアム御三家」の世界販売競争が、熱を帯びてきた。
『ブルームバーグ』が9日に報じたところによると、11月の3ブランドの世界販売は、BMW(MINIとロールスロイスを含む)が12万9014台、メルセデスベンツ(スマートを含む)が11万2300台、アウディが8万7050台と、BMWがトップに立った。
また今年1〜11月実績では、BMWが前年同期比15%増の111万台、メルセデスベンツが16%増の106万台、アウディが15%増の100万3900台。BMWが頭ひとつリードしている。
BMWは、新型『5シリーズセダン』や『X1』が世界販売を牽引。市場別では、中国や米国での販売が好調だ。「BMWは新型車の販売が総じて好調。2011年は新型『6シリーズ』や『1シリーズ』もスタンバイしている」と同メディアは指摘する。
しかし、アウディも2015年までにBMWの販売台数を抜き、世界ナンバーワンのプレミアムブランドになるという目標を掲げ、積極的な新型車攻勢をかけている。今後の3ブランドの販売動向が注目される。