オーストラリアの新興メーカーが、1万豪ドル(約80万円)を下回る価格で、新型EVの発売を計画しているという。
現地メディアによると、この会社はEDayライフ社。同社の新型EVは『EDay』と名づけられ、2011年7月のメルボルンモーターショーでの正式発表を計画しているという。
注目すべきは、その価格。1万豪ドル(約80万円)を切るプライスに設定されるとのことだ。同社は低価格実現のため、生産を中国・上海で実施。年間5万台を生産し、将来的に10万台へ引き上げる構想を描く。
EDayは小型のシティコミューターEV。ボディタイプは3ドアと5ドアがあり、どちらも、最高速80km/h、最大航続距離160kmの性能を備える。車両重量はわずか450kgと軽量に仕上げられる。
同社はEDayをオーストラリアだけでなく、アジア各国や欧州でも発売する方針。低価格を武器に拡販に乗り出す構えだ。