日産自動車は12月1日、スーパースポーツ、『GT-R』の認定中古車制度を改定したと発表した。
GT-Rの認定中古車制度を導入した2007年から3年が経過し、今後市場でGT-Rの認定中古車の増加が予想される中、良質で資産価値の高いGT-Rの中古車を提供するため、制度を改訂した。
これまでの認定中古車制度では、初年度登録から3年以内で走行距離が年間2万キロ以内の車両であることを認定基準としていた。しかし、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットでの走行を始めとした耐久試験の結果や市場での車両の使われ方、状態を調査した結果、GT-Rの高い性能維持の実力を確認できた。
このため、今回の改訂で、初年度登録から5年以内で累計走行距離が10万km以内の車両であることを認定基準とする。
このほか、日産ユーズドカーセンターが運営する「カーミナル東京」(東京都武蔵村山市)をGT-R認定中古車のフラッグシップショップとして同日から稼動開始した。常時、複数のGT-R認定中古車を展示・販売するとともに、GT-Rに関する情報を発信していく。