【スバル トレジア 発表】宝物を届ける良きパートナーに

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  • スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの大崎篤氏
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富士重工業は29日、『トレジア』を発表、同日より発売を開始した。スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの大崎篤さんは、「スバルとして新たな価値を提案する商品」だと説明する。

「昨今の国内市場の全需は緩やかに下降している中、いわゆるBセグメントのコンパクトカークラスは安定した販売台数で推移しており、一番元気なカテゴリーといえます」と投入市場を分析。トレジアは「このコンパクトカークラスにスバルとして新たな価値を提案する商品」と位置づける。

トレジアのコンセプトは「New Compact Smart Wagon。これをキーワードに力強くたくましいエクステリア、高効率パッケージによるワゴンテイストを備えたユーティリティ、そして、時代の要請である優れた環境性能を実現したスバルのツーリングコンパクトなのです」と話す。

そのエクステリアは、「伸びやかなワンモーションフォルムと、タイヤを四隅に配置した安定感のあるプロポーションにより、力強さとたくましさを表現しています」。そして、トレジア特有の特徴として、「フロントデザインはスバルエンブレムの六連星を中心としたウイングモチーフのグリル、左右に広がる安定したバンパー造形により存在感のあるデザインを表現しました」。

大崎さんは、「クルマを取り巻く環境は依然厳しい状況。だからこそ、家族や仲間との貴重な時間や、かけがえのない体験や経験が宝物になると思う」としたうえで、「スバルのツーリングコンパクトとして、トレジアが一人でも多くのユーザーにその宝物を届けられる良きパートナーとなることを願っています」と語った。

車名の由来については森郁夫社長が、「沢山の宝物を積んで、沢山の宝物のような経験をしてもらいたいという思いを込めて、宝物“トレジャー”からトレジアと名付けました」と説明している。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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