メルセデスベンツの高性能車開発部門、AMG。そのAMGが、新しい入門モデルの投入を計画しているという。
これは、17日に開幕したロサンゼルスモーターショーにおいて、AMGのトップ、Ola Kallenius氏が自動車メディア、『INSIDELINE』とのインタビューの中で明らかにしたもの。同氏は「『Cクラス』(C63AMG)の下に位置する新たな入門モデルを、今後3〜4年以内に投入する」と、明言した。
メルセデスベンツのラインナップにおいて、Cクラスの下に位置するモデルといえば、『Aクラス』と『Bクラス』になる。しかし、同氏は「AMGのキャラクターに照らし合わせればA、Bクラスはそぐわない」と、A、BクラスのAMGの可能性を否定している。
それでは、AMGの入門モデルは何になるのか。同氏は「エンジンは5.5リットルV8ツインターボではなく、もっと排気量の小さいユニットになるだろう」とだけ、同メディアに語った。
ライバルのBMWは『1シリーズMクーペ』、アウディは『RS3スポーツバック』と、小型高性能モデルがスタンバイ。AMGも、今後メルセデスベンツが発売する新型車をベースに、これらに対抗できる高性能モデルを計画しているのだろう。