【ロサンゼルスモーターショー10】北米版 i-MiEV 、日本仕様とはここが違う

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三菱 i-MiEV 北米仕様
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ロサンゼルスオートショーで発表された北米仕様の『i-MiEV』は、ボディが拡幅されていること以外にも日本仕様とは異なる部分がいくつかある。

三菱自動車EVビジネス本部長の中村義和さんは「メカニズムは基本的には日本仕様と同じですが」と前置きした上で、日本仕様と北米仕様との違いを次のように説明する。

「大きく違うのは、充電環境への対応。ふたつめはハイウェイでの走りの安定性。そしてストップ&ゴーのスムーズさです」

充電器は、アメリカの電力供給事情にあわせて110Vと220Vに対応。ちなみに急速充電システムは、日産『リーフ』と同様に日本の「CHAdeMO(チャデモ)」規格に準じたものだ。高速巡航する機会の多いお国柄だけに、ハイウェイでの走りの安定性も日本より重視。ワイドボディ化によるトレッド拡大も、安定性向上に一役買っている。

また、ストップ&ゴーのスムーズさに関しては「『止まった状態からゆっくり走ってまた止まる』という日本とは異なり、こちらは停止状態から一気に55マイル(約89km/h)まで加速する状況も多いのでそれにあわせて制御を最適化しました」(中村さん)という。

そんな北米版i-MiEVは、補助金を含まずに約3万ドル(約250万円)の価格で2011年11月から発売予定。発売されるのはまずカリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州、そしてハワイ州の4つの州。それらの4つの州に共通するのは、EV購入に関する補助金が用意されていることである。

《工藤貴宏》

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