ロサンゼルスモーターショーのレクサスブースは、ワールドプレミアとなる車両がなかったこともあり市販車中心の展開。ターンテーブル上には、来年早々に発売する予定のハイブリッド車『CT200h』が展示されていた。
しかしそんなレクサスブースは、明らかに他のメーカーのハイブリッドカーとはテイストの異なるハイブリッドカーが並んでいて驚いた。派手なドレスアップやチューニングを施した車両である。
もっともおとなしい『HS250h』でさえ、フルエアロにローダウンに大径ホイールで派手にドレスアップ。『GS450h』はサーキット走行を前提にしたモデファイがおこなわれ、巨大なウイングやロールケージ、フルバケットシートを装着。さらにシューズはSタイヤを装着するなど本格レース仕様となっている。
そして、もっとも目立っていたのは『LS600hL』で、なんとVIPカー仕立て。“ちょいワル”どころか“極ワル”で、日本のレクサスディーラーに乗りつけたらディーラースタッフが目を引きつらせるに違いない。それにしても、この一角はまるでSEMAショーか東京オートサロンのようでおもしろい。もしかして、「ハイブリッド=エコではない」というメッセージをアピールしているのだろうか?