ホンダは17日、米ロサンゼルスモーターショーで「次世代プラグインハイブリッド」の技術展示モデルを発表した。
今回出展したプラグインハイブリッドの展示モデルは、専用開発した低燃費な2.0リットルi-VTECエンジンと2つの高出力モーターを組み合わせたもの。ハイブリッド走行、エンジン走行に加え、モーターだけのEV走行を加えた3つのモードでの走行が可能。大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、EV走行で最高速度時速62マイル(100km/h弱)、最大10~15マイル(16~24km)の航続距離を走行する。最大航続距離は500マイル(800km)以上。
ホンダは「プラグインハイブリッド車を将来的に最も実用的な環境自動車」と位置付け、今後の市販を目指しており、第一号車を2012年に市場投入する計画。
今回のプラグインハイブリッドシステムを搭載した中型クラスの車両による実証実験を、年内に日米市場で開始する予定だ。