米国トヨタ販売は、2日にラスベガスで開幕したSEMAショーにおいて、『プリウス』のカスタムカー、『プリウスC&Aカスタムコンセプト』を披露した。
同車は今年1月の東京オートサロンに、『プリウスカスタムプラスコンセプト』のネーミングで出品されていたモデル。「G'sシリーズ」を手がける日本のトヨタ自動車カスタマーサービス本部C&A開発部が、プリウスを過激に仕上げたことで話題となった。
今年のSEMAには、海を越えてこのプリウスが登場。ボンネットやルーフ、リアスポイラーはカーボンファイバー製で、ランボルギーニ『レヴェントン』を思わせる大開口バンパーが迫力満点だ。
ボディ後部に回ると、センターマフラーが顔を出す。アルミホイールには、オレンジのエアロリングが装着され、TEIN製のスポーツサスペンションによって、車高はローダウンされている。
米国トヨタは、「プリウスの米国デビュー10周年を記念して、このカスタムカーを出品」と説明。メーカー自身が手がけたこのプリウス、過激なカスタムカーが多いSEMAにあっても、決して埋没していないところが凄い。