12月下旬にデビューするトヨタの新型『ヴィッツ』。現在では希少な存在となってしまったマニュアルトランスミッション、5速MTを用意する「RS」グレードが新型モデルでも健在だ。
新型モデルでは、従来モデルの複雑なグレード体系が見直され、ベーシックな「F」、上級グレードの「U」、装飾を施した「ジュエル」、スポーティな「RS」の4グレードに改められた。
他の国産コンパクトカーでMTを用意するのは、『デミオ』、『スイフト』、『フィット』、『コルト』、と、このジャンルにおいてはMTの生息数は多い。もはや、効率的にはMTはCVTなどより劣ってしまうのだが、クルマは効率だけで乗るものではないので、MT派にはうれしい知らせとなるだろう。