ルノー ルーテシア RSゴルディーニ、発売と同時に30台完売

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ルーテシア・ゴルディーニRS
  • ルーテシア・ゴルディーニRS
  • 発表会にはルノー往年のドライバー、ジャン・ラニョッティ氏(左)も登場した
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ルノージャポンは22日、スポーティコンパクト『ルーテシア ルノースポール(RS)』に、ラグジュアリー性を高めた「ゴルディーニ」を設定し30台限定で発売した。同日、東京世田谷で発表会が行われたが、会の最中に30台の完売が伝えられる異例の事態となり、人気の高さを証明した形となった。

ルーテシア・ゴルディーニRSの車名の由来は、1958年から約20年にわたりルノーの高性能モデルを手掛けたエンジニア、アメデ・ゴルディーニの名にちなむ。ゴルディーニが手掛けた第一号車は『ドーフィン・ゴルディーニ』で、エンジンチューニングが施され高性能ラグジュアリーモデルとして人気を博した。その後『ルノー8ゴルディーニ』によるコルシカラリーでの活躍と、鮮やかなブルーに2本の白のストライプというスタイリッシュな外観から「ゴルディーニ」の名が知れ渡るようになった。

今回登場したルーテシア・ゴルディーニRSは、ベースモデルのルーテシアRSの性能はそのままに、ゴルディーニらしさを演出する装備を追加したモデルで、ルーテシアRSの最上位機種にあたるラグジュアリーカー。

マルタ島をイメージしたという専用のブルーメタリック、「G」のロゴがちりばめられた2本のホワイトストライプが最大の特徴。さらに、ボディと同色の加飾が施された専用17インチアロイホイールやホワイトのドアミラーを設定。インテリアではルーテシア初となるレザーインテリアを採用、ブラックのレザーにブルーを組み合わせ、ファッション性を高めるなど、ルーテシアの魅力をワンランクアップさせる装備を多数追加している。

価格は334万円で、30台の限定だったが発売から1時間弱で既に完売。今後も追加導入の予定はなし。本国では期間限定モデルのため生産は続けられるが、今後の生産モデルについて日本ではベースとなる「ルーテシアRS」が9月より施行された歩行者保護基準をクリアできないため。ルーテシア・ゴルディーニRSが実質、ルーテシアRSの最終モデルとなった。

《宮崎壮人》

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