【パリモーターショー10】レクサス IS に新型ディーゼルを追加

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IS200d
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レクサスは9月30日、パリモーターショーで欧州仕様のISに『IS200d』を追加発表した。

従来、欧州仕様のISにはV6ガソリンの「IS250」と、2.2リッターコモンレール式ターボディーゼルの「IS220d」の2タイプのエンジンが用意されているが、より低燃費、低公害型の新型ディーゼルエンジンモデルのIS200dが加わる。パフォーマンス以上に、税制面で有利な低燃費、低CO2排出モデルを求める昨今のユーザーの需要に応える恰好だ。

新型ディーゼルエンジンは「IS220d」と同じ2.2リットルの排気量でありながら、圧縮比を15.7:1に下げ、燃焼室の形状変更とノズル径を小型化した新型ピエゾ式燃料噴射の採用。更にコモンレールの燃料噴射圧を180MPaから200MPaに高めることでIS220dよりも高燃費とCO2排出量の低減が図られた。出力150hp、最大トルク340NmのスペックはIS220d比で、それぞれ27hp、60Nm下げられているが、燃費は5.1リットル/100km、CO2排出量が134g/kmとそれぞれ0.4リットルと10g向上している。

今回のモデル追加と同時に、従来型のIS220dもエンジンフリクションの低減と燃料噴射装置の改善により、177hpの出力と400Nmのトルクはそのままに、5.5リットル/100kmの燃費と144g/kmのCO2排出量を実現させている。

IS220d、IS200d両モデルどちらも6速MTが組み合わされ、最高速度は220km/h、205km/h、0-100km/h加速は8.9秒と10.2秒だ。

ガソリンエンジンを搭載するIS250に組み合わされる6速ATにも改良が加えられ、IS全モデルにLED付きのヘッドランプや新デザインのアルミホイールなど内外装にも変更が加えられた。

《ケニー中嶋》

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