【パリモーターショー10】MINI WRC 初公開…2011年実戦デビュー

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MINI クロスオーバー WRCマシン
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BMWグループのMINIは30日、パリモーターショーにおいて、『MINI WRC』を初公開した。

MINIは2011年シーズンから、WRC(世界ラリー選手権)に参戦。そのためのマシンとして、MINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)を選択した。同車は1.6リットルターボ+4WDと、FIA(国際自動車連盟)が2011年に導入するWRCの新レギュレーションに、ぴたりと合致する。

今回、マシンの車名にはカントリーマンの名を冠さず、シンプルにMINI WRCと決定。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンと、「オール4」と呼ばれるフルタイム4WDのコンビネーションだ。

トランスミッションは6速シーケンシャル。マシンの開発や組み立ては、英国の名門、プロドライブが担当する。MINIは2011年のWRCを準備期間と位置づけており、全13戦の6戦に出走予定。2012年シーズンから、フル参戦体制に移行する計画だ。

初公開されたWRCマシンは、MINIクロスオーバーが、迫力満点のラリーマシンに変身した。エアロダイナミクス性能を向上させるリアウイングや、スパルタンなコクピットなどが確認できる。

BMWグループのイアン・ロバートソン取締役は、「パリでのワールドプレミアは、MINI WRCにとって最高のタイミング。WRC参戦を発表して以来、世界中のファンからエールが届いている」と語っている。

《森脇稔》

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