トヨタ自動車は、9月30日から開幕した2010年パリモーターショーに新型『ラクティス』となる『Verso-S』(ヴァーソ・エス)を世界初公開した。
Verso-Sは、市街地での取り回しを考慮し全長4メートル未満のコンパクトなボディに、クラストップレベルの広い室内空間と使い勝手の良さを追求したコンパクト2BOX。
後席空間と高さのある荷物も収納可能な広いラゲージスペースを備える。荷室側面のレバー操作で簡単に格納することができる6:4分割チルトダウン機構付きのリヤシートを採用する。また、世界最大の開口面積を持ち、開放感あふれる大型パノラマルーフも設定する。
エンジンは1.3リットルデュアルVVT-iガソリンと1.4リットルD-4Dディーゼルターボを設定する。クラストップレベルの空力性能や軽量化との相乗効果で、低燃費性能を実現した。
トランスミッションは、6速MTに加え、1.3リットルガソリンにはマニュアル感覚でシフト操作が楽しめるパドルシフトを備えた7速シーケンシャルシフトマチック、1.4リットルディーゼルには6速マルチモードマニュアルトランスミッションを設定する。
日本での新型ラクティスは11月下旬から発売する予定。