モンディアル・ドゥ・ロトモビル=パリモーターショーが9月30日、フランスのパリ市、ポルト・ドゥ・ベルサイユ展示場で始まった。9月30日と10月1日はメディアデイ、10月2日から17日までが一般公開日だ。
2010年のパリモーターショーには20か国から306のブランドが参加する。国別のブランド数でいうと最多は開催国フランスの207、ついでイタリアの20、ドイツの19、そして4番目に日本の15で、日本企業の参加意欲は旺盛だ。以下アメリカの13、イギリスの7と続く。韓国は3ブランドが展示、BRICsからの参加はない。
国際モーターショーが開催国のメーカーで盛り上がるのは当然だが、今回はドイツやイギリスなど、フランス外のメーカーも、主要モデルを披露する場にパリを選んでいる。それらに加えホンダ『フィット』のハイブリッドや、ランボルギーニの軽量スポーツカーなど、多くのメーカーがそれぞれの“次の一手”を打ち出してきている。
蛇足ながら、1年前の東京モーターショーに不参加企業が相次いだ理由は、不景気が理由ではないような気がしてくる……。