フランスのエクサゴンモーターズは、30日に開幕するパリモーターショーにおいて、プラグインハイブリッドのスポーツカーコンセプト、『Furtive‐eGT』を初公開する。
同社は、モータースポーツ活動を展開中のエクサゴンエンジニアリングの関連会社。Furtive‐eGTは、シーメンスやミシュランと共同開発した次世代スポーツだ。
モーターはシーメンス製を2個搭載し、最大出力は340psを引き出す。この強力なモーターと、2+2のコンパクトボディの組み合わせは、0-100km/h加速3.5秒、最高速250km/hのパフォーマンスを実現する。
2次電池の詳細は公表されていないが、発電専用のエンジンを搭載。バッテリーの残量が少なくなると、ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーを充電する。モーター単独での最大航続距離は約400km。しかし、発電専用エンジンを回すことで、最大800km以上まで伸びる。
同社は2012年をメドに、Furtive‐eGTを市販する計画。価格は公表されていないが、テスラ『ロードスター』(日本円で約1000万円)と同等と見られる。