フォードモーターの中国合弁、長安フォードマツダは25日、中国に2番目のエンジン工場を建設すると発表した。
新工場は、5億ドル(約420億円)を投じて、中国南西部に位置する重慶市に建設。2013年に稼働し、年間40万基のエンジンを生産する。これにより、同社の中国におけるエンジン生産能力は、年間35万基から70万基へ倍増する。
長安フォードマツダは現在、重慶と南京に組み立て工場を持ち、2009年9月には重慶に中国第3の組み立て工場を着工。2012年から次期『フォーカス』の生産を開始する計画だ。
フォードモーターチャイナのロベルト・グラジアーノ会長兼CEOは、「今回の投資は、中国での生産拡大と商品ラインナップの拡大が狙い。これは壮大な計画の一歩である」と述べている。