【パリモーターショー10】小型レンジローバー エヴォーク…フォード製エンジン搭載か

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ランドローバー レンジローバー エヴォーク
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ランドローバーは21日、30日に開幕するパリモーターショーでの正式発表を前に、『レンジローバー・エヴォーク』(EVOQUE)の詳細を明らかにした。

今回、同車に積まれるエンジンが初公開。ガソリンユニットは直噴2.0リットル直列4気筒ターボ「Si4」で、ツインバルブタイミング機構を組み込み、最大出力240psを発生。0-96km/h加速は、7.1秒の実力だ。

ランドローバーは公表していないが、このエンジンは、フォードが新型『エクスプローラー』用に開発した「エコブースト」と思われる。同車の直噴2.0リットル直列4気筒ターボ・エコブーストは、可変バルブの「Ti-VCT」などの採用により、最大出力237ps、最大トルク34.6kgmを引き出す。エヴォーク用の240psと、ほぼ同出力だ。

ディーゼルは、2.2リットル直列4気筒ターボで、最大出力190psと150psの2種類のチューニングが存在。150psのFF仕様は、欧州複合モード燃費20.53km/リットル、CO2排出量130g/km以下と、レンジローバー史上、最も環境性能の高いモデルを標榜する。

新型エヴォークは2011年夏から、世界160か国以上の市場で順次発売。英国でのベース価格は、3万ポンド(約398万円)を予定している。

《森脇稔》

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