英国ロータスカーズは17日、東京の英国大使館において、『エリーゼR』をトヨタ自動車の豊田章男社長に贈呈した。
これは、2003年からトヨタがロータスに供給してきた直列4気筒「2ZZ」エンジンが生産終了したのを受け、ロータスが今後の両社の友好関係継続に向けて、「エリーゼR」の最終モデルを贈呈したもの。英国大使館で行われた式典では、ロータスのダニー・バハーCEOから、トヨタの豊田章男社長に直接、エリーゼRが引き渡された。
同車のキーを受け取った豊田章男社長は、「エリーゼRは、私だけでなく、トヨタの役員全員が乗ることができるようにして、エリーゼの味を体験してもらおうと思います」と挨拶した。
トヨタからロータスへの市販車エンジン供給は、今後も継続。ロータスは30日に開幕するパリモーターショーにおいて、トヨタとの新たな協力関係を示す新型車を初公開する予定だ。