ロシア初のスーパーカー、マルシャが生産開始…0-100km/hは3.2秒

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ロシアのスーパーカーメーカー、MARUSSIA(マルシャ)。同社はこのほど、スーパーカー、『B1』と『B2』の生産をスタートさせた。

MARUSSIA社は、ロシアの新興メーカー。2008年に『B1』を発表し、スーパーカー市場へ参入した。B1はコスワース製の3.5リットルV6をミッドシップに搭載するスーパーカー。そのデザインは、フェラーリの影響を受けたものだ。

同社はスーパーカー第2弾として、2009年9月のフランクフルトモーターショーで『B2』を発表。開発には、ルマンやFIA GT選手権で活躍した元レーシングドライバー、ニコライ・フォメンコ氏を起用した。前作のB1とは異なり、危険な香りすら漂うアグレッシブなルックスが特徴だ。

今回、マルシャはB1とB2の生産をスタート。ともにコスワース製3.5リットルV6エンジンを搭載し、最大出力は300ps、360ps、420psの3種類が用意される。1100kgの軽量ボディとの組み合わせで、0-100km/h加速は3.2秒と、世界のライバルに肩を並べる実力だ。

B1とB2の価格は、ともに10万ユーロ(約1130万円)から。マルシャはモスクワ初のショールームを開設し、ロシアの富裕層にアピール。2014年には、年間1万台を生産する構想を描いている。

《森脇稔》

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