三菱自動車と、PSAプジョー・シトロエンは、ロシアの合弁車両組立工場で三菱自動車のSUV『アウトランダー』、プジョー『4007』、シトロエン『Cクロッサー』の生産を開始したと発表した。
ロシアの合弁会社のPCMA Rusは、4月からプジョー『308』、7月からシトロエン『C4』の生産を開始し、これまでに1万1000台を生産した。新たに3車種を生産して工場の稼働率を高めるとともに、ロシア市場で車両の供給を迅速化する。
ロシア工場は、両社の既存工場と同レベルの生産設備と品質管理体制を整え、2012年から本格生産へ移行する計画。現在、同工場の従業員は400人。