クライスラーグループが株式再上場のタイミングとして、2011年末までを計画していることが明らかになった。
米国の自動車メディア、『オートモーティブニュース』が16日に報じたところによると、同社のセルジオ・マルキオンネCEOは、同メディアの取材に対して、「2011年の後半までに、株式の再上場を行いたい」と述べた。
さらにマルキオンネCEOは、「フィアットはクライスラーの持ち株比率を、2011年末までに現在の20%から35%へ引き上げる」とも語った。
GMは8月18日、IPO(新規株式公開)による再上場を、SEC(米証券取引委員会)に申請。2009年に相次いで経営破綻した米ビッグ3の2強が、再生に向けた動きを加速させている。